弁財天は、弁天様とも呼ばれており、
七福神の中の紅一点として有名です。
もともとはインドの神様サラスバティという名で、
サラスは「水」、バティは「富む」を表しており、
川、池、湖など、水を神格化したものだと
言われています。
そのため多くの弁財天は、
水の近くに奉られているのです。
この弁財天は、蓄財の神様としてよく知られています。
これは、江戸時代の文化文政時代(1804年~1830年)に
七福神を参詣する
七福神詣が流行し、
弁財天にお参りしお札をもらうと財産を得ることが
出来ると宣伝されたことがきっかけです。
そのため弁財天の「財」はもともとは才能の「才」で
あったものが、
財産の「財」を書かれるように
なったと言われています。
また、弁財天が琵琶を奏でるその優雅な姿から
音楽の神様としても知られており、
諸芸上達や習いごと祈願にも大変ご利益がある
と言われ、女性からも人気の願いごとスポットです。